Air用ジャケット新デザイン

ステンレスフィラメントの造形精度が高いのでオリンパスエアー用のジャケットを再デザインしました。いくら造形精度が高くてもFDMプリンターの場合円柱をヨコに寝かしての造形は不得意です。なのでデザインを少しアレンジし積層に対しての最適化をしました。普通、工業デザイナーは金型を作っての製品設計をしますので「金型の割方向」に対してのアレンジには慣れていますが、パーソナル3Dプリンターの場合「積層方向に対しての無理ない形状」を意識しないといけません。サポート用材料を使って造形していけばオーバーハング形状も対応できますが、後処理も大変、エクストルーダ切り替えによる造形不良、造形時間の増大、材料費の増大などパーソナル需要には適していませんので、いつも同一材料で最小のサポートで造形できるようにこころがけています。

耐水ペーパーで軽く磨くと光沢も出てきます。ただ色味についてはセメントを固めたような色なのでこのまま使うのは難しいかもしれません。時間が出来れば「スチームパンク風」に錆やら色やらでお化粧してみたいですね。

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ステンレスフィラメント優秀です

真鍮(ブラス)フィラメントは残念な結果でしたが、同時に買った米国プロトパスタのステンレスフィラメントでも同じモデルを造形しました。結果は上々です。

積層ピッチ0.2mmでも積層段差を感じにくいです。たぶん硬化時間が若干遅いような気が・・。練り込まれたステンレス粉が熱をすこし保持し硬化時間を遅らせているような。なので積層間の密着が少し優れているかな。あくまで想像ですが。曲げてフレックス性を見たところ一般PLAより強度が高く感じました。一度、曲げ試験機にかけて測定してみたいですねぇ。

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金属フィラメント購入しました

前から金属フィラメントが面白そうだと興味を持ってましたが、とうとう購入しました。真鍮(ブラス)フィラメントはオランダ「ColorFabb」社製、ステンレスフィラメントはアメリカ「Proto-Pasta」社製です。ステンレスは少量サンプルです。両方で13000円程度ですので超高級フィラメントです。

まずは真鍮から使ってみました。ノズルは0.4mmですが、普段使っていない左側エクストルーダを使用します。CreatorProにはフィラメント誘導の樹脂(PP?)チューブが付いているのですがエクストルーダの移動でいきなり折れました。かなり繊細なフィラメントです。ベッドは加熱なしでヘッド温度は215度で設定です。
エクストルーダから押し出される樹脂吐出径が普段より細く感じます。なので積層ピッチ0.2mmなのにやたら肌が滑らかです。初回試作はうまくいったのですが、少し肌荒れがでます。それと肉厚1.8mmなので中空0.2mmが発生して不良でした。なので肉厚2mmに再修正して出力します。

艶っぽく見せるためにデザインを少し変えています。曲線を効かせたデザイン案です。

造形結果はかなり良好ですね。通常PLAより積層段差も感じませんし肌も滑らかです。
MADE IN JAPANの彫刻文字も問題なく再現できています。

でも残念でした、ポキッと折れました。かなり強度のない素材ですね、肉厚2mmであれば簡単に折れます。

折れた断面を見て見ると巣の入った鋳造品のような見え方です。磨くと金のように美しくなるようですがこれだけもろいとアクセサリー用途では難しいでしょう。

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