こいつで再挑戦

iPhoneケースを作っていて何が大変かというと、本体とケースをピッタリと合わせることです。緩すぎるとカタカタとケース内で動くし、きつくすると本体が傷つくし。ケースを販売するにしてもとりあえず試着は必要ななわけで、その時お客さんの本体を傷つけると大問題です。

メイカーズバザールの時は実は現場で問題発生しました。ダミーのiPhone5sを元にサイズ調整をかけていたのですが、本物を入れたら「キッ、キツイ!」とハマらないぐらいキツイのです。ですので急遽手伝いをしてもらった濱村さんに内側をヤスリで削ってもらったんですね。いやぁあの時は冷や汗かきました。ダミーと本物との間にあんなに寸法差があるなんて知りもしなかったんですね、反省です。確認しないまま、6種類ものカラーバリエーションを4個ずつ作ったので24個現場で削るのかぁと瞬時に思ったんです。

ところが色違いのケースに入れるとさっきの色よりキツさが緩いというか微妙にサイズが違うんですね。PLAフィラメントは、ほしい色で選んでいろんなところから購入したんです。ケンビルとかeSUNとかamazonとかPolymakrとか。同じPLA素材でも収縮がメーカーごとに違ってる。同じメーカー内でも透明系と不透明系でこれまた収縮が違う。微妙な差なのですが、ぴったりはめ込む必要がある商品では難題です。

そこで発想の転換をしました。iPhone全体を包むデザインはやめよう。出来るだけフィッティングしている既存ケースを探し、それにアタッチメント的にくっつけよう。という戦方に変えました。で最終的に選択したのが低価格、iPhoneの基本デザインが見える「透明ケース」です。ポリカーボネイト(硬い)やTPU(すこしやわらか)などありましたが、amazonの人気品番

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に決めました。

ダミーのiPhone6に装着したところピッタリ。さすがです、射出成型品。(あたりまえって)