金属フィラメント購入しました

前から金属フィラメントが面白そうだと興味を持ってましたが、とうとう購入しました。真鍮(ブラス)フィラメントはオランダ「ColorFabb」社製、ステンレスフィラメントはアメリカ「Proto-Pasta」社製です。ステンレスは少量サンプルです。両方で13000円程度ですので超高級フィラメントです。

まずは真鍮から使ってみました。ノズルは0.4mmですが、普段使っていない左側エクストルーダを使用します。CreatorProにはフィラメント誘導の樹脂(PP?)チューブが付いているのですがエクストルーダの移動でいきなり折れました。かなり繊細なフィラメントです。ベッドは加熱なしでヘッド温度は215度で設定です。
エクストルーダから押し出される樹脂吐出径が普段より細く感じます。なので積層ピッチ0.2mmなのにやたら肌が滑らかです。初回試作はうまくいったのですが、少し肌荒れがでます。それと肉厚1.8mmなので中空0.2mmが発生して不良でした。なので肉厚2mmに再修正して出力します。

艶っぽく見せるためにデザインを少し変えています。曲線を効かせたデザイン案です。

造形結果はかなり良好ですね。通常PLAより積層段差も感じませんし肌も滑らかです。
MADE IN JAPANの彫刻文字も問題なく再現できています。

でも残念でした、ポキッと折れました。かなり強度のない素材ですね、肉厚2mmであれば簡単に折れます。

折れた断面を見て見ると巣の入った鋳造品のような見え方です。磨くと金のように美しくなるようですがこれだけもろいとアクセサリー用途では難しいでしょう。

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コメント: 1
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    コメント番長 (金曜日, 16 7月 2021 11:44)

    これって、焼くと強度がメチャクチャ上がるようですよ。約ひまわり縮むようですけどね。