第二弾は結構うまくいけてる

第二弾で作成したのがこんなデザイン。三脚(トライポッド)が下、右、左と三方から挿しこめて使えます。センターには人差し指にかかるリングを作ったらものすごく使いやすい。iPhone6plusは大型サイズなので手の甲側にサポートを回してあげるのが、よくある方法だが人差し指1本でも十分安心感がある。iPhone6と共通デザインで仕上げてもこれだったらサポートベルトが仰々しくなくていいだろう。下から挿しこむ頻度が一番多いと想定。普段、Facetimeを使う時は手持ちが普通だが長時間だとちと手が疲れる。そんな時これがあればラクラク。

テーブル直置きで角度が付けられるスタンドは、ビデオ観賞に最適。ブルートゥースキーボードがあればノートPC顔負けのタイピングができます。タブレットのiPad airも持ってるが、iPhone6plusを使いだしてから明らかにiPadを使う頻度が減っている。iPhone6plus恐るべし。巷ではディスられている書き込みも多いが、私にとって5.5インチは全然問題ないです。片手で十分使えてます。

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第一弾は大失敗

ポリカ透明ケースにスライドさせながら挿入する方式は我ながら悪くないと思います。ただ第一弾デザインは大失敗でした。こんな感じに挿しこめるのですが、まったく安定しません。一番下の部分に紙製の両面テープ(ナイスタック)を付けて接着すると安定しますが、そうすると外すのに一苦労です。やはり底辺側にも受けの形状が必要な事が確認できました。

こいつで再挑戦

iPhoneケースを作っていて何が大変かというと、本体とケースをピッタリと合わせることです。緩すぎるとカタカタとケース内で動くし、きつくすると本体が傷つくし。ケースを販売するにしてもとりあえず試着は必要ななわけで、その時お客さんの本体を傷つけると大問題です。

メイカーズバザールの時は実は現場で問題発生しました。ダミーのiPhone5sを元にサイズ調整をかけていたのですが、本物を入れたら「キッ、キツイ!」とハマらないぐらいキツイのです。ですので急遽手伝いをしてもらった濱村さんに内側をヤスリで削ってもらったんですね。いやぁあの時は冷や汗かきました。ダミーと本物との間にあんなに寸法差があるなんて知りもしなかったんですね、反省です。確認しないまま、6種類ものカラーバリエーションを4個ずつ作ったので24個現場で削るのかぁと瞬時に思ったんです。

ところが色違いのケースに入れるとさっきの色よりキツさが緩いというか微妙にサイズが違うんですね。PLAフィラメントは、ほしい色で選んでいろんなところから購入したんです。ケンビルとかeSUNとかamazonとかPolymakrとか。同じPLA素材でも収縮がメーカーごとに違ってる。同じメーカー内でも透明系と不透明系でこれまた収縮が違う。微妙な差なのですが、ぴったりはめ込む必要がある商品では難題です。

そこで発想の転換をしました。iPhone全体を包むデザインはやめよう。出来るだけフィッティングしている既存ケースを探し、それにアタッチメント的にくっつけよう。という戦方に変えました。で最終的に選択したのが低価格、iPhoneの基本デザインが見える「透明ケース」です。ポリカーボネイト(硬い)やTPU(すこしやわらか)などありましたが、amazonの人気品番

[Breeze] Apple iPhone6 4.7インチ ケース カバ アイフォン6 iphone6 ケース カバー

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00N8JX8UO?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o00_s00

に決めました。

ダミーのiPhone6に装着したところピッタリ。さすがです、射出成型品。(あたりまえって)

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ダメだしを食らってしまった。

ブラジル代表カラーケース、便利に使ってました。6plusはかなり大きいので片手操作だと裏ストラップがないとほんとヒヤヒヤしながらの操作になります。左手で本体、右手で操作と完璧に使い分けすれば安定するんでしょうが、普通スマホは片手操作ですよね。満員電車じゃ吊革持たなきゃならんし、雨の日は傘もささにゃならん。ノーマル6だと大きな手の人だと大丈夫なのかな、6plusだとそうとう大きな手じゃないとキツイですよね。

そんな巨大母艦6plusに私めのデザインしたケースをかぶせるとそれはそれは大きなモノとなります。強度確保をしすぎている感もありますが・・、とにかく大きい。

それを見事指摘した人物がおりました。それは、私が使っているflashforgeという3Dプリンターを独占輸入販売しているフラッシュフォージジャパン代表 朴さん。ひとめ見るなり「ソノケースデカイネスネェ」がーん!ショック。うすうす自分でも感じていたことをみごとにシンプルな一言で言われてしまいました。(三宮のにしむら珈琲の2Fで・・)まあ彼のような長身の大きそうな手の男がそういうんだから間違いない。ということは、このケース女性ならまず無理ということ。デザインを根本的に考え直す必要が出てきたのでした。

お気に入りのカラーで作り直し

センターがブルー、両端がホワイトのデザインは少し甘い感じでオッサンが普段持ち歩くにはチト可愛すぎるので透明グリーンで作り直しです。透明のカラーPLA素材は造形後にほんのりウッドのような杢目が出て好きです。ベルトをイエローにしてブラジル代表をイメージしましょう。3Dプリンターでの造形はどうしても射出成型との差別化を出すため、中空に処理した造形が多いです。専門用語でボロノイ処理というそうですが、パッと見は斬新です。でもどうでしょう、長く使っていこうとすると「飽き」が来るように思います。アイキャッチ商品には良いと思いますが普段使いにはちょっと恥ずかしいような。そう思うのはだいぶオッサン化しているせいでしょうか・・。

またまたシューティンググリップを作ってみました。今回はグリップの中を、ライトニングケーブルとシャッターレリーズ用のイヤホンが通るように穴をあけました。グリップ部分だけで5時間以上出力にかかりますので贅沢な一品です。ほんとうはイエローのPLAで作りたかったんですがまだ買ってないんです。なので白で出してみました。

このグリーンケースで当分のあいだ、iPhone6plusを使い込んでいきましょう。けど、iPhoneってほんとうに使いやすいですよね。アンドロイドスマホは4年くらい使っていますが、それと比べるとなんか心地良いんですよね。UXとか人間工学とかいろいろ理屈はありますがとにかく練っている時間が他とまるで違うように思えます。iOSすばらしい。でも個人的にはマウス使いたいなぁ。グーグルのクロームを使えば簡単に事務所のワークステーションが出先で触れるのにマウスが使えないと3D-CAD SolidWorksが使えないのですよ。アップルさん意固地にならずにマウス解放してあげてください。

6plus用ケースの練り直し

メイカーズバザールが終わりしばらくは放心状態で3Dプリンターもお休みしていたが、「宇宙語」が聞けないのは寂しいのでさっそく修正案です。※宇宙語とは私が勝手に命名した3Dプリンターの作動音の事。ほとんどのパーソナル3Dプリンターはヘッドが動く作動音のほかに「ピーヒャラピーヒャラ」を音を立てます。いっかい各メーカーの宇宙語の聞き分け会なるものを企画したい。

あと、フィラメントがうまく引き出されず詰まったときは、いきなり大きな音で「パンッ!」となります。フィラメント同士絡まっていたのが外れるときに出る音、これもたまに聞くとビックリしますが3Dプリンターあるあるの一つです。

バザール用に急いで完成させた6用ケースですがそういや私6持ってなかったんですね。なので急遽購入です。SIMフリーな6plusをゲットしました。

IIJmioのファミリーシェアープランというのを使っていて、SIMが3枚のプランです。私がスマホとWifiルータ、息子がアンドロイドスマホで使ってます。本体代金が10万円程するので最初ソフトバンクかdocomoで契約しようかなと思ったんですが、「2年縛り」なんてとても我慢できません。それに1年後には息子に渡すか、ヤフオクで売ってもけっこう金が戻るだろと考えたんです。

現物が届き採寸し、6用のモデルを変形していきます。私が使っているSolidWorksというCADは「フィーチャーパラメトリック」という機能があり、前作った6のデータのスケッチ寸法を変えると自動的に大きさを変えてくれるんですね。大変便利な機能です。大変便利なのだけれど使い方を間違えるとエラーが多発し、データを壊しちゃいます。繊細なCADなんですね。無料で使える3D-CADはほとんどノンフィーチャCADといって簡単に使えるように考えられています。その分、自動で大きさを変えるなんてマジックのようなことができないんですね。CADは覚えたてというか、初心者のころはノンフィーチャが便利なんですが1年くらい使いこなすと、ふつふつと「自動化」できないか思っちゃうんですね。例えていうなら私はオートバイに乗ってるんですが、乗りはじめは400ccでも十分と思ってるのに1年くらいするともっと大型で馬力のあるのに乗りたくなるんです。これはどんなバイク乗りでも同じかと思います。

Autodesk 123DやDesignSpark Mechanicalという無料で便利なCADがあるのですが、なまじっか上位CADに慣れているので使いにくいんですねこれが。エッナンデここ寸法変えられへんの?などと思ってしまうのです。

無償CADなのに使いやすいっ!というのが現れればCAD教室でも挑戦してみるかと思うこの頃です。で、肝心の練り直し部分ですが三脚パーツを留める部分が浅くて使いにくいのです。

なので、このように修正してみました。

背面側のパーツが入りこむところがより多く接するようにしたんです、そして位置決めをハッキリさせるためのガイド穴も2個設けました。これで、少し時間をかけてモニタリングすることにします。

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5s用が完成したと思ったら6出ました

0.1mmレベルでサイズ調整してようやく完成したiPhone5sケース。時間は非情で9月にはiPhone6/6plusが発売されました。メイカーズバザール開催タイミングが悪かったですね。といってもそこは3Dプリンターですから3Dデータさえ作ればすぐに造形可能です。さっそくAppleが公表した図面に従ってiPhone6モデリングしました。

今回のデザインはほんとうにミニマル、シンプルな形状です。3D-CADを使えば2時間程度で完成します。(ただAppleの公表している図面って読みにくい!そして誤寸法もあります)いちばんの難点はレンズが飛び出しになったこと。スライド式で本体を滑らせて挿入させるにはレンズ出っ張りがジャマです。なのでレンズ位置で本体分割しないといけません。下側に向かって挿しこみます。

当初考えたデザインはこんなの

分割したところにインサートナットを入れ込むため背面を少し飛び出させています。6plusのことを考えると下側も分割せんとプリントエリアに入りきりましぇ~ん。中央のリブ状の突起で三脚パーツを引っ掛けて留める構造です。6plusはボディーサイズが大きいので20mmまでのバンドが通せるように工夫しています。指を2本ぐらい突っ込むと安定してホールドできます。

メイカーズバザールでは「鋭意開発中」ということで何とか対応しました。グリップと三脚パーツは既存のレッドをくっつけているので色がちぐはぐで笑っちゃいますが。。

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iPhoneケース カラーリング

iPhone5s用ケースはメイカーズバザール向けになんとか完成させたが、色がイマイチ気にいらない。フィラメントカラーでしか造形できないので原色中心のPLAではなんとなくオモチャっぽい印象がぬぐえない。まあぁネガティブに考えてもはじまらないのでそれならいっそポップにしちゃえということで、マルチカラーにしてやった。カラーコンビネーションを考え結局6バリエーションに決定。それがこの子たち、







ブルー







ブラウン







ゴールド







マゼンタ







ピンク







レッド

派手目なストライプのネックストラップがあったのでコーディネートしてみました。こうやってみると暖色系ばっかりやな、やっぱ個人的な好き嫌いが色には表れますね。

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iPhoneケースカメラグリップ

底面に付けたスリットを利用してカメラグリップを取り付けるアイデアが浮かびました。しっかりしたグリップを付ければビデオ撮影にも便利に使えそうです。ゴールドフィラメントで作ってみました。

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iPhoneケース自立スタンド

こんな感じで斜め向いてくれるスタンドがあれば新幹線や飛行機で使いやすいかなぁと想像し作成。縦位置でも横位置でもOKです。

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iPhoneケース自撮り棒

三脚用のアタッチメントは最初から考えていたんだけど、実際にモノが作れてくるとアイデアがどんどん湧いてくるのね。頭や目でデザインを考えることに慣れてしまってたけど「手で考える」が出来るのが3Dプリンターの最大のデザイン貢献ポイント。ちなみに三脚用パーツはこんな風に「自撮り棒」でも使えます。

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