ナイロン粉末を焼結させるSLSプリンターは白が基本色です。(たまに、グレーやクロもありますが)
ナイロン12という素材は色のノリがよくだれでも市販の染料で染めることができます。
使う材料は
大阪化成品の「SDN」という染料です。20倍に希釈して使います。
Amazonで新宿オカダヤさんが扱ってます。
400ccで染料液を作り、ダイソーのステンレスボウルで煮込みます。温度は70度で30分が基本。
ブルーはこれで完璧に染まりました。ただし、オレンジはその時間では色の入りが浅いのでもう少し煮ます。
結局50分煮込みました。結果はこれです、
各パーツが染色できた後に、三脚ネジようにナットを埋め込み、ふたを接着材で固定します。
このメーカーのブルーの発色は大好きなイブクラインのブルー「IKB」インターナショナルクラインブルーに近くお気に入りです。
DMM.makeさんからこんどは無染色のモデルが到着しました。マルチボディ(1ファイルに何個もモデルが含まれていること)禁止なのでプラモデルのように細かい棒(ランナー)でつなげての造形です。ランナーの除去や仕上げ、細かい彫り込み文字に入ったナイロン粉を取り除くのがめんどくさそうです。はてさてどのようになるのやら・・。
1月中はなんかバタバタでぜんぜんiPhoneケース更新できてませんでした。ようやくDMMさんから届いたサンプルモデルを解体できます。解体というのはランナーから部品を切り離し磨き、製品に近くすることです。今回、失敗したなぁと思うのはランナー付きで造形を頼んだのに、着色までしてしまったこと。ランナーの切断箇所は当然、染料が含侵しないので白のままです。あちゃ~でした。次からは自前で着色します。
クリアケースにスライドさせる構造までは良かったけど、三脚パーツとの勘合がなかなか完璧にできない。自重が重いiPhone6plusだと自撮り棒(セルカ棒)に固定し撮影していると「クルッ」と回転してしまうことが多々あり、そこで外れるとスマホ落下という最悪の事態になる。
またまた構造の見直しを迫られております。アイデアはすでにできているので、あとはモデリングするのみ。しばらくしたら新作お見せできると思います。
自撮り棒を使っての撮影はこんな感じで出来ますよ、ただ自撮り棒 単純な丸パイプなのでぐるぐる回ります。いちおうカメラケースとはロックするようにしたが、挟み込みが甘くなってきたら最悪ぐるんと回ってカメラ落下になりかねない。ロック部分にテープ処理など滑り止めの細工が必要だなあ。
三脚対応ケースなので、カメラグリップの作成は毎回のお約束。今回のグリップデザインは今までのようなガングリップ形じゃなく、iPhone6plusのやわらかい形、デザインに合うように「ソーセージ型グリップ」に決定。出っ張りを少なくし今までの別パーツカスタムから一体化の方向に変更。握ってみても案外しっくりくる。シャッターボタンは少し使いにくい位置になるな。
人さし指にかけるバンドは最初20mm幅で考えてたが、使っているとどうも太すぎる。半分の10mmに変えてやると自然な感じで使えてます。結構肉厚なマジックテープを輪っかにして運用中。
キュウプロダクツ
兵庫県神戸市東灘区